健康のために死ねますか？

錬金術の時代に
エリクサー　と呼ばれていたもの
いわゆる不老不死の薬　であるが
その正体を分析してみると

砒素や水銀などがいっぱい含まれているそうだ

こんなものを飲めばどうなるか想像がつくが
不死はウソとしても
不老は本当かもしれない

だって　その前に死ぬ　だろうから・・・

でも　昔の話　といって笑えないのが
現在の健康食品や医薬品
時代は変わってもやってることは変わらない

基本的に薬は飲まないのが最善なのだが
薬を飲むのが趣味みたいな人っていっぱいいる
よく効く薬は毒性も強い
毒性のない薬は毒にも薬にもならない
この瞬間にも高い金をはらって
寿命を縮める薬を飲んでる人が
何人いるんだろうか

日本には薬事法という法律があって
商業的に売られる化学物質を
医薬品　医薬部外品　化粧品　に分類している

ただこういうものは自己の意志と責任において使用するのだから
何がおこっても自業自得といえなくもないが
やっかいなのは　食品添加物　というやつ
直接売られるのではなく食品に毒を混ぜられ
知らず知らずのうちに体内に入ってくるから
場合によっては原因のわからぬまま殺されていたりする
現在恐ろしいほど多くの化学物質が食品添加物として認可され
ありとあらゆる食品に混ぜられている

なぜこんなに多くの食品添加物が必要なのかというと
その理由は食品の流通の問題がある
昔とちがって自分で食品を調理する人が少なくなり
調理された食品を求める人が多くなったこともあって
調理されてから食べるまでの時間が極めて長くなった
食品メーカーが１番恐れるのは食中毒だからそれを防ぐために
ものすごく多量の保存料や酸化防止剤などの
品質保持のための毒物が加えられる
食中毒で死者が出れば製造者の責任が問われるが
添加物による慢性中毒や健康被害は加害者を特定できないからだ